RPAとマッピング機能を活用して荷主ごとに最適な対応が可能に。

2023.06.05    エアロジ導入事例  

エアロジを利用するダイワコーポレーション様

企業情報


企業名 株式会社ダイワコーポレーション
ホームページ https://daiwacorporation.co.jp/
事業内容 普通倉庫業、倉庫施設等の賃貸業、ビル賃貸業、自動車運送取扱業、損害保険取扱業、不動産業、輸出入貨物取扱業、宅地建物取扱業 東京都知事(5)第81643号
許認可 プライバシーマーク(JISQ15001)
ISO9001:2015
JISQ9001:2015
倉庫拠点 50拠点(管理面積26万坪)
物流人員体制 244名(パート・アルバイトを含む)
月間対応荷主数 180社
月間出荷対応件数 25万~30万件
対応案件 衣料品、寝具、サプリメント、日用品、美容製品、洗剤、酒類、玩具等の通販代行、業務委託
対応モデル toC70%、toB30%以上
AirLogi導入時期 2019年

取材者プロフィール


エアロジを利用するダイワコーポレーション様

株式会社ダイワコーポレーション

(写真左)

営業本部営業第三課 三田 徳行 様

前職で建物設備関係の営業を経験後、2011年にダイワコーポレーションへ入社。 埼玉・東京などの営業所勤務を経験後、現在は営業本部へ異動しEC関係の営業・システム提案を担う。

(写真右)

経営本部ICTソリューション課 佐藤 集英 様

2011年新卒入社。横浜・東京エリアの営業所勤務や新規倉庫立ち上げを経験。 現在はICTソリューション課にてシステムの導入支援やサブツール開発などを担当。

- AirLogi導入前のご状況をお聞かせください


WMS導入は「高額」「大変」「手順が大きく変わる」という意識が根強く、従来の運用から抜け出せずにExcelや15年前から使われている手動オンプレシステムで処理している荷主がほとんどでした。また、比較的小規模の顧客に対しては費用対効果を考えて意図的に避けられる傾向化もありました。

エアロジを利用するダイワコーポレーション様

- AirLogi導入を決めた理由をお聞かせください


一番は圧倒的なコストパフォーマンスと高い汎用性による導入スピードです。RPAやマッピング機能を用いることでほとんどの顧客へ柔軟に適応することができ、荷主によっては数日で運用を開始することが出来ました。(本当に助けられました…!)

- システムを入れる前後で一番作業効率が変わった点


当然ですが、手動で在庫引き落としを行っている顧客については作業時間が劇的に短縮された他、リアルタイムで同時作業出来ることも効率化に繋がっています。

また、これは特殊なケースですが社内で拠点間移動する際に同じ画面を見ながら在庫をロケーション移動することで移管がスムーズに対応することが出来ました。更にはお客様がAirLogiに魅力を感じ、請求方法や契約まで変更して下さったケースもあります。

- 庫内スタッフへの教育はどう変わりましたか


6拠点15社以上導入しているため、人事異動等で担当が変わっても「使ったことあります!」といった形で引継ぎの簡素化、多能工化に良い影響を及ぼしてくれました。またインターフェースが現代的でスマホ世代の若年層にも抵抗なく受け入れられたと思います。横浜磯子営業所については2023年7月頃に全荷主AirLogi管理へ移行する予定です。

エアロジを利用するダイワコーポレーション様

- 導入に当たって大変だったこと・改善してほしい点をお聞かせください


「三期制」という倉庫特有の保管請求方法があり、該当荷主についてはサブツールの設計やAPI設定で苦労した記憶があります。

個人的意見としてはExcel形式のインポートにも対応してもらえると更に導入数が増やせると思いました。また、ECロボで出荷データ取込を実行したあと「タスク一覧」の画面にスキップしてくれると感覚的で良いなと思いました。

- 倉庫事業者様がシステムを理解することの利点について


今後もITスキルは必須項目であり、現在も効果的な社内ITスキルベースアップを模索しています。その中で「現場でもカスタマイズ出来るWMS」は大きな意味を持ち、お互いに教え合い、理解を深められることは大きなスキルアップが期待出来ます。

また、各拠点にWMS管理者といった位置付けで選任を設けることで、IT人材不足を根本から解消出来るのではないかと期待しております。

今年度よりエアロジ・ECロボのデモ環境を用いて「WMS体験学習」も開始いたしました。

エアロジを利用するダイワコーポレーション様

- 一元管理システムの導入を考えているEC・倉庫事業者へ、メッセージをお願い致します。


とても汎用性が高く、WMS導入あるあるの「絶対無理でしょ」はRPAを用いることで多くは解消することが出来ました。また、クラウド型(クラウドWMS)のため時代に合わせて常にアップデートされていくことや、導入数が増えれば増えるほどコスト削減のみならず引継ぎ簡素化など多くのメリットを受けられますので、心からお勧めいたします!

- 今後コマースロボティクスに期待することをお聞かせください


更に先進的な機械連携、請求書連携を期待しています!これからも私たち物流業界や、これからECに参入する新しい芽をサポートして頂けると幸いです。