2023.07.01 エアロジ導入事例

目次
企業情報
企業名 | 株式会社ファインズファルマ |
事業内容 | ドラッグストア / 薬店 / 調剤薬局 / 化粧品カウンセリング販売 / 漢方相談 / 各種健康食品 |
お取り扱い商材 | 医薬品・化粧品・日用雑貨・健康食品 |
EC開始時期 | 2014年6月 |
AirLogi導入時期 | 2020年6月 |
ホームページ | https://www.fines-f.com/ |
Yahoo! | https://store.shopping.yahoo.co.jp/finespharma/ |
楽天 | https://www.rakuten.co.jp/fines-f/ |
取材者プロフィール
株式会社ファインズファルマ
神野様
- 「薬のファインズファルマ」について
三重県伊勢市発祥のドラッグストア・ECサイトをはじめ、ちまたで話題のビューティコスメ、バラエティ雑貨などを販売。新業態「バラエティ×ドラッグ」を展開し、常に新しいこと・楽しいことにチャレンジするドラッグストア企業です。幅広い年齢層の方にご利用いただいています。
- Airlogiを導入する前のご状況について
Airlogiを導入する前は、紙と記憶を頼りに人力で出荷作業を行っていました。引当や取り置きも管理しており、出荷数が増加する中で、人力ではこれ以上対応しきれなくなる状況でした。受注管理についてはシステムを利用していましたが、ロケーション管理については、胃腸薬ならこのあたり、風邪薬ならこのあたりと記憶だけで行っていました。
- Airlogiを選んだ理由について
導入のきっかけは、コンサルの方からのご提案だったのですが、「ネクストエンジンと必ずAPI連携ができること」というのが一番大きかったと思います。加えて、ハンディでのpicking検品(音声検品)やフリーロケーションの管理ができることが決め手となりました。

- Airlogiを導入してから
導入するまでは正確な在庫を管理しきれなかったので、まだ在庫が残っているのに発注してまう事があったのですが、Airlogiを導入したことにより在庫の状況がよくわかるようになり、店舗ストックを減らすことができました。
また、やはり人力ではないので、作業量が導入前よりも3分の1程度まで少なくなり、注文・出荷数が増加しても対応できるようになりました。導入直前は1日最大800件程度出荷していたのですが、導入してからは毎日1000件以上、今は大きい倉庫に移転して、連休明けだと1日3000件以上を出荷することもできるようになりました。
- Airlogiの導入にあたり苦労したこと/改善してほしいこと
マニュアルがわかりづらかったので、自分で設定しようとしてもわかりませんでしたが、連携の設定についてはコマースロボティクスの担当の方に行っていただいたので大丈夫でした。
ただ、導入してから3年になりますが、マニュアルは正直わかりにくい部分が多い印象です。サポートに問い合わせた方が早いと思ってしまうので、わかりやすいマニュアルを整備いただけると助かります。
- Airlogiとネクストエンジンの連携にあたり課題になった部分はありますか。
自動で連携されることは楽なのですが、自動化することによって障害になったことがありました。今まで、入庫したのにネクストエンジンに反映されていないことがありました。
原因については、ハンディのスキャンとAPI連携のバッティングだったのですが、自動で更新がされているのでタイミングをコントロールすることも難しいですし、販売・出荷を待っているお客さんがいる中で、商品は入荷されているのに連携できなかったことで反映されず大変困りました。
- Airlogiとネクストエンジンを連携することによって感じたメリット/デメリット
デメリットはそんなになかったです。
メリットは連携できることによって属人的な手作業の無駄がなくなったことです。現在は自社発送のみですが、過去にはRSLと自社発送の2拠点から出荷していました。ネクストエンジン上のタグで商品ごとに拠点分散が出来ていたことも大きなメリットかと思います。
- Airlogiのお気に入りの機能があれば教えてください。
ロケーションの管理ができることと、フリーロケーションの管理ができる事が一番お気に入りです。
- 今後コマースロボティクスに期待すること
商品のサイズによって、配送方法を振り分けるシステムが一番欲しいです。コマースロボティクス社の受注管理システムを利用すればできることを教えてもらったのですが、システムを3つ使うのは難しいのでAirlogiだけで対応できるようにしてほしいです。弊社は基本的に宅配便を利用しているのですが、配送料が上がっているので、ゆうパケットやネコポスも利用したいです。ただ、対応するとなると恐らく人力になってしまうので難しいのかなと思っています。
- 今後の事業展開について
全世界対応の越境ECを考えています。EC販売をさらに拡大していけたらと思っています。他の企業様からも越境のお話をいただいたりするのですが、地域関係なく対応するために送料など加味しないといけないことが多くあるので、管理しやすいものがあればいいなと思っています。